EVENT イベント詳細

美術

しもむら名作劇場ギ

2025
01
22
2025
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下村将大は油性ペンとクーピーペンシル、鉛筆を主に使い、物語の一幕を思わせる印象的な絵画を制作しています。描かれるモティーフは多様で、民家や橋のある町の風景、鳥や犬などの生き物、激しい木漏れ日のある木などの自然などが象徴的に使われています。時代劇のセットのようなシリーズやドット絵的な幾何学模様もみられます。
なかでも人物の表情や物の細部は、シルエットで描かれるために読み解くことが難しいのですが、ゆえに私たちに自由な物語を想像する余地を与えています。
赤く染まった町のなかでハットを被った人物は何をしていて、これからどんな展開が待ち受けているのでしょうか。
そして、その作画に欠かせないのが「定規」です。
直線的な輪郭線だけでなく、塗りの工程にも使用され、下村の作画において重要な役割を果たしています。定規に沿わせて少しずつずらしながら繰り返し線を引くことで、空白は彩られていきます。また副産物的に出るクーピーや鉛筆の粉末のカスは、定規にこすられてエイジングの風合いをもたらしています。
「しもむら名作劇場ギ」と題した本展では、絵画をはじめ制作の記録映像などもご紹介します。描き終えたあとには、名作が終演したあとの余韻に浸るように、完成した作品を優しい眼差しで愛でる時間がはじまることや、数種類のサインの使い分け、1年先の制作年を記載することなど、数多くのミステリーが存在する下村将大のドラマを、ぜひお楽しみ下さい。

基本情報
開催日
  • 2025年01月22日 - 2025年03月30日
    10:00ー18:00(月曜、火曜日は定休日)
開催場所
art space co-jin
料金
無料
お問い合わせ先
  • 団体名:きょうと障害者文化芸術推進機構 art space co-jin
  • 電話番号:05011107655
  • メールアドレス:info@co-jin.jp
説明
下村将大は油性ペンとクーピーペンシル、鉛筆を主に使い、物語の一幕を思わせる印象的な絵画を制作しています。描かれるモティーフは多様で、民家や橋のある町の風景、鳥や犬などの生き物、激しい木漏れ日のある木などの自然などが象徴的に使われています。時代劇のセットのようなシリーズやドット絵的な幾何学模様もみられます。
なかでも人物の表情や物の細部は、シルエットで描かれるために読み解くことが難しいのですが、ゆえに私たちに自由な物語を想像する余地を与えています。
赤く染まった町のなかでハットを被った人物は何をしていて、これからどんな展開が待ち受けているのでしょうか。
そして、その作画に欠かせないのが「定規」です。
直線的な輪郭線だけでなく、塗りの工程にも使用され、下村の作画において重要な役割を果たしています。定規に沿わせて少しずつずらしながら繰り返し線を引くことで、空白は彩られていきます。また副産物的に出るクーピーや鉛筆の粉末のカスは、定規にこすられてエイジングの風合いをもたらしています。
「しもむら名作劇場ギ」と題した本展では、絵画をはじめ制作の記録映像などもご紹介します。描き終えたあとには、名作が終演したあとの余韻に浸るように、完成した作品を優しい眼差しで愛でる時間がはじまることや、数種類のサインの使い分け、1年先の制作年を記載することなど、数多くのミステリーが存在する下村将大のドラマを、ぜひお楽しみ下さい。
主催
きょうと障害者文化芸術推進機構 art space co-jin
共催・協力
協力:社会福祉法人みずなぎ学園みずなぎ鹿原学園

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●定員:各回480名(事前申込制・先着順)
●受付開始は各回1時間前から。お席は入場順の自由席です。

★お申し込みは、お電話(075-723-4831)または、イベントページのお申込みフォームから
 申込締切:3月29日(土)17時まで ※定員に達した場合、受付終了(残席があれば当日受付も可)。