LINK展19 EVOCACIÓN -魂の喚起-
LINK展は2003年に京都市美術館において、スコップ美術表現研究舎が企画し、「人と人とのはざま-美術と社会の関わりのかたち」を掲げ、スタートしました。それ以降、ジャンル、世代にとらわれず、現代の社会とアートとの関係を模索する展示を1年に1度行っています。
第19回LINK展テーマ EVOCACIÓN − 魂の喚起 −
今の私たちの社会はコロナ禍による自粛やその影響によって活動を半ば停止、休止させられています。 それにより人と人の関係が希薄になり、内へ籠ることで、孤独感がより増しています。 人々は、生活そのものを脅かす存在、戦争による暴力や剥奪など大きな力に対して、 個人の無力さや非力さを感じ、恐怖や不安を痛感するでしょう。 しかし、私たち作家はこのような混乱の中でも臆すことなく、もがき、創り出し、 表現できる力をもっていると信じています。 喚起とは声をかけて目覚めさせることです。 おだやかな状態、休止している状態にあるものを活動状態にし、呼び起こし、鼓舞する。 ひとりの声の力はよわくとも、たくさんのちいさな声が集まることで大きな連帯となり、 大きな存在に抗い、立ち向かう力となります。 そして、EVOCACIÓN(エボカシオン)とはスペイン語で「死者の魂を呼び戻す」という意味です。
病や戦火で失われた命の鎮魂、破壊された諸国への郷愁、残された人たちへの哀悼とともに、今を生きるこの社会で疲弊した人々の魂、緊張で萎縮した魂を喚起させる作品を創作、表現した、作家の叫びを体感しませんか?
基本情報
開催日 | 2022年7月26日(火)~7月31日(日) |
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時間 | 10:00~18:00(最終日は16:00まで)※美術館の入館は17:30まで |
場所 | 京都市美術館(京都市京セラ美術館) 本館 南回廊 2階 |
定員 | なし |
料金 | 入場料無料 |
主催・共催ほか | 主催:京都リンクプロジェクト 企画・運営:第19回LINK展実行委員会 |
PDF・URL等 | PDF等:http://culturehub.kyoto/bunka-iten/wp-content/uploads/2022/06/LINK19_DM.pdf |
お問合せ先 | 第19回LINK展実効委員会事務局 mail:kyotolinkten@gmail.com TEL:080-7011-8271 |