文化庁京都移転について
様々なものが東京に集中する現状を改め、各地域の資源などを踏まえて地方の「しごと」や「ひと」の好循環を促すため、2015(平成27)年3月、国は東京圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)を除く道府県と府県域を超える広域連合に対して政府関係機関の地方移転に係る提案を募集しました。
これを受け京都では、経済、文化芸術、大学、宗教、議会・行政などが一体となってオール京都で文化庁を誘致し、2016(平成28)年3月、明治以来初の中央省庁移転となる文化庁の京都への全面的な移転が決定しました。
2017(平成29)年7月には、移転の規模、移転先を旧京都府警察本部本館とすることが決定。皆様の御協力により、多くの方に文化庁の京都移転を知っていただき、2023(令和5)年3月27日に文化庁が京都で業務を開始されました。
〈文化庁京都移転をきっかけとしたリレー対談〉
- 聖護院八ッ橋総本店の専務取締役・鈴鹿可奈子さんへのインタビューについては「2022年度、いよいよ文化庁が京都へやって来ます。」をご覧ください。
- ふたば書房の代表取締役・洞本昌哉さんへのインタビューについては、「1冊の本から広がる「新しい世界」 人と本、人と人 をつなぐ京都の書店」をご覧ください。
- 京菓匠 鶴屋𠮷信の代表取締役社長・稲田慎一郎さんへのインタビューについては、「文化と伝統を継承するために、「変わる勇気」を。200年以上続く「京菓子」老舗の哲学。」をご覧ください。
- 清酒「聚楽第」醸造元 佐々木酒造株式会社の代表取締役・佐々木晃さんへのインタビューについては、「日本酒を入り口に、さまざまな「京都の文化」に触れて。洛中の老舗酒蔵、伝統をつなぐ思い。」をご覧ください。
文化庁の京都移転に向けた地元の取組について
京都府、京都市、京都商工会議所が共同で実行委員会(文化庁京都移転準備実行委員会)を立ち上げ、シンポジウムなど様々なイベントなどを通じて文化庁移転に関するPR活動を実施しました。
2021(令和3)年3月には、一般公募・投票によって「文化庁京都移転ロゴマーク」を作成し、文化庁京都移転のシンボルマークとして多くの方に活用していただくことで、ロゴマークが京都中を彩りました。