秋を彩る大覚寺の風物詩 「嵯峨菊展」

秋を彩る大覚寺の風物詩 「嵯峨菊展」

嵯峨菊は嵯峨天皇の御代、大沢池の菊ヶ島に自生していた嵯峨野独特の野菊を、永年にわたって王朝の気品ある感覚をもって洗練し、「天・地・人」の微妙な配置に仕立て上げた、格調高い菊と言われています。
古典菊の精華、嵯峨菊は一鉢に三本仕立て。草丈は殿上から鑑賞するのにちょうどよい高さの約2メートルに仕立てます。花は先端が三輪、中程に五輪、下手に七輪と、七、五、三に。葉は下部を黄色、中程には緑、上の方は淡緑というように仕立て、春夏秋冬をあらわすことになっています。嵯峨菊の花弁は平弁で、五十四弁。長さは約10センチが理想とされ、色は御所の雪(白)、御所の秋(黄)、御所の錦(朱)、御所の春(ピンク)などの単色が多く、あまり混色しません。
大覚寺では風情ある嵯峨菊を毎秋11月に一般公開し、訪れた多くの参拝者の目を楽しませています。

基本情報

開催日2022年11月1日(火)~2022年11月30日(水)
時間9時~17時(16時30分受付終了)※30日のみ9時~15時
場所旧嵯峨御所 大本山大覚寺
料金大人500円・小中高生300円(お堂エリア参拝料を含む)
※大沢池エリアは別途参拝料
PDF・URL等

URL:https://www.daikakuji.or.jp/

お問合せ先旧嵯峨御所 大本山大覚寺
TEL:075-871-0071
備考諸事情により、予告なく参拝中止する場合があります。
予め、ご了承下さい。
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