秋季名宝展「皇室と大覚寺」
平安初期、この地で弘法大師と親交を深められた嵯峨上皇が崩じられてより三十余年の後、御皇子系である恒貞親王がご出家され恒寂入道親王と号し、大覚寺開山の祖となられました。これが大覚寺の始まりです。爾来、鎌倉時代には後嵯峨上皇、亀山天皇、後宇多法皇が住して門跡(住職)となり、院政を執られるなど明治初頭まで代々天皇もしくは、皇統の方が、山主を務められたという歴史と格式がございます。とりわけ、江戸時代最後の門跡、門主である有栖川宮慈性入道親王は、光格天皇の猶子として入山されたことから、有栖川家やその名跡を継いだ高松宮家との御縁に深いものがあります。
この度の名宝展では、「皇室と大覚寺」と題して、有栖川家・高松宮家ゆかりの工芸品を選りすぐって展覧するとともに、名宝展でのみ拝んでいただけます大覚寺に伝わる2組の五大明王像をはじめとする密教彫刻の重宝を公開いたします。
基本情報
開催日 | 2022年10月14日(金)~12月5日(月) |
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時間 | 9時~17時(16時30分受付終了) |
場所 | 旧嵯峨御所 大本山大覚寺 |
料金 | 大人800円・小中高生600円(お堂エリア参拝料を含む) ※大沢池エリアは別途参拝料 |
PDF・URL等 | |
お問合せ先 | 旧嵯峨御所 大本山大覚寺 TEL:075-871-0071 |
備考 | 期間中、文化財保護のため、臨時休館及び一部展示替えを行うことがあります。 |