京都市京セラ美術館開館1周年記念 森村泰昌:ワタシの迷宮劇場
日本を代表する現代美術家の一人、森村泰昌は、美術史における名画の登場人物や歴史上の人物、女優に扮するセルフポートレートを制作することで、ジェンダーや人種を含んだ個人のアイデンティティの多重性を視覚化し、個人史と歴史の交錯点を表現してきました。何者かに成り代わることで自己を解体し、一個人における複数の顔を露呈する森村の表現は、スマートフォンの進化やSNSの普及によって身近になった「自撮り」と共通しながらも、決定的に異なる面を持っています。そこには、自己への透徹した眼差しと、一人の人間が複数の存在として生きていくことへの圧倒的な肯定を見ることができます。
本展は、1984年から撮影され、森村の制作の原点となった約800枚を超える私的かつ実験的なインスタント写真を軸に、森村が一貫して探求する「ワタシとは何か」にあらためて立ち返ります。
基本情報
開催日 | 2022年3月12日〜6月5日 10:00〜18:00 (月曜日休館・祝日の場合は開館) |
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場所 | 京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ |
料金 | 観覧料(税込) 一般 2,000円(1,800円)|大学・専門学校生 1,600円(1,400円) 高校生 1,200円(1,000円)|小・中学生 800円(600円)|未就学児無料 ( )内は前売、20名以上の団体料金 – 京都市内に在住・通学の小中学生は無料 障害者手帳等をご提示の方は本人及び介護者1名無料 (学生証、障害者手帳等確認できるものをご持参ください) |
主催・共催ほか | 主催:森村泰昌展実行委員会[京都市、毎日新聞社、京都新聞] 協賛:ARTS ISOZAKI、千島土地株式会社 協力:株式会社川島織物セルコン、富士フイルム株式会社、カラーキネティクス・ジャパン株式会社、有限会社一風堂、THEATRE E9 KYOTO |
PDF・URL等 | URL:https://kyotocity-kyocera.museum/ PDF等:http://culturehub.kyoto/bunka-iten/wp-content/uploads/2022/02/3619319ee92e7cf559ab3b918582c61c.pdf |
お問合せ先 | Tel. 075-771-4334 |