-scaled.jpg)
明治期に竣工した第1琵琶湖疏水(大津~蹴上間約7.8km)を運航する、春秋限定の観光船。平成30年、約70年ぶりに復活し、専門ガイドによる案内を聞きながら、水路上から美しい桜と紅葉などを見ることができる。明治期の偉人が揮毫したトンネル出入口の「扁額」や赤レンガ造りの国指定登録有形文化財「旧御所水道ポンプ室」などを間近で見られるほか、とりわけ、全長2,436mに及ぶ第1トンネルでは、ほとんどの作業を人力で行った先人たちの苦労を肌で感じることができる。令和2年6月には、疏水沿線全域が日本遺産に認定された。