EVENT イベント詳細

美術伝統歴史

 令和7年秋季特別展 繕いの茶道具

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 長い年月の中で、茶道具は多くの人の手を経て、守り受け継がれてきました。その間、幾度となく破損の危機に晒されますが、戦乱や災害、経年変化などにより本来の姿形を変えた後も、丹念に繕われることで新たな魅力を放つようになります。また、繕いを景色として取り入れた茶道具も誕生しました。それらからは、所有者の道具への愛着や好みを窺い知ることができます。
 本展では、金継ぎ・鎹(かすがい)継ぎ・呼継ぎ・編み直しなど、さまざまな技法で繕われた茶道具を紹介し、今日の姿に至るまでの歴史とその魅力に迫ります。茶道具のあり様に寄り添い続ける茶人の思いや、繕いの痕をもいつくしむ美意識を見つめ直す機会となれば幸いです。

基本情報
開催日
  • 2025年09月03日 - 2025年12月07日
開催場所
茶道資料館 京都市上京区堀川寺之内上る寺之内竪町682番地
定員
呈茶は各席16名
料金
【入館料】一般 1,300円、大学生 800円、中高生 500円、小学生以下ならびにメンバーシップ校の方は無料 【呈茶】一般 1,000円、メンバーシップ校の方は800円(予約優先・要別途入館料)
お問い合わせ先
  • 団体名:茶道資料館
  • 電話番号:075-431-6474
  • メールアドレス:
説明
 長い年月の中で、茶道具は多くの人の手を経て、守り受け継がれてきました。その間、幾度となく破損の危機に晒されますが、戦乱や災害、経年変化などにより本来の姿形を変えた後も、丹念に繕われることで新たな魅力を放つようになります。また、繕いを景色として取り入れた茶道具も誕生しました。それらからは、所有者の道具への愛着や好みを窺い知ることができます。
 本展では、金継ぎ・鎹(かすがい)継ぎ・呼継ぎ・編み直しなど、さまざまな技法で繕われた茶道具を紹介し、今日の姿に至るまでの歴史とその魅力に迫ります。茶道具のあり様に寄り添い続ける茶人の思いや、繕いの痕をもいつくしむ美意識を見つめ直す機会となれば幸いです。
主催
一般財団法人 今日庵 茶道資料館

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